サステナビリティ
SUSTAINABILITY

持続可能な社会づくりに向けて

Top Message
持続可能な社会に貢献する
企業に向けて

「持続可能な開発目標(SDGs)」への取組みが各方面で進んでいます。
SDGsに関する課題は、環境問題や社会問題など広範に亘っておりますが、特に、気候変動問題に直結するCO2排出削減(カーボンニュートラルへの取組み)は地球的な課題です。

コークス製造、石炭系燃料販売など、事業が環境に与える影響の大きい当社にとって、重要かつ緊急性の高い課題でもあります。
当社のコークス製造工程はエネルギーの外部調達を要しないエネルギー循環型のエコプロセスです。
コークスの製造過程で発生するコークス炉ガス(COG)を自家消費して全ての燃料を賄い、発生熱をCDQで電力に変換して事業所の電力を賄い、廃プラスチック利用で石炭を節約してCO2を削減します。このプロセスを健全に保ち、計画的に補修更新する事で省エネによるCO2削減が可能になります。

当社は、これまでコークス製造のエコプロセス構築をはじめ、SDGsに繋がる様々な事業活動を展開しておりますが、企業に対するサステナビリティ経営への期待が高まることを受けて、会社としての「サステナビリティ取組み方針」を制定しました。

日本コークス工業
株式会社
サステナビリティ
取組み方針

私たち日本コークス工業グループは、企業理念に基づき社会の持続的な成長への貢献と企業価値の向上を目指し、積極的に社会的責任を果たすことに努めます。

1.安全・環境・防災への取組み
安全で災害の無い生産・操業現場を構築し、資源や素材を安定的に供給します。同時に地球環境の保全、温室効果ガス削減をはじめとするカーボンニュートラルの推進、廃棄物の削減・活用をはじめとする循環型社会の構築に取り組み、環境負荷の最小化を目指します。
2.社会・地域への貢献
人類の活動に不可欠な資源や素材と高付加価値技術を社会に供給することを通じて、より良い社会環境の構築に貢献するとともに、地域社会への貢献活動を通じて、「良き企業市民」として地域社会との共生を図り、社会の持続可能な成長に向けて積極的な役割を果たします。
3.人権尊重・人財育成
あらゆる人権と人種・個性などの多様性を尊重するとともに、社員が安全で働きやすい環境を確保し、意欲を持って自己実現を図れる職場作りに努めます。
4.ステークホルダーとの良好な関係維持
株主・投資家・取引先・社会などのあらゆるステークホルダーとの公正な関係を尊重し、ガバナンスの強化を通じて、透明性ある経営を行いながら企業としての信頼・評価を高めます。
以上

■ サステナビリティ推進体制

 「サステナビリティ取組み方針」に基づき、当社グループのサステナビリティに係る施策の審議やモニタリング等を行うため、新たに「サステナビリティ推進委員会」を設置いたしました。
 また、サステナビリティに関する具体的な施策の探索・実行推進を目的として「サステナビリティ推進委員会」の下に「環境(E)」、「社会(S)」、「ガバナンス(G)」3つの専門部会を設置しました。
 「サステナビリティ推進委員会」は、当社に従来から設置している「リスクマネジメント委員会」、「全社安全環境防災委員会」、「発明審議委員会」と相互に連携しながら、当社グループのサステナビリティ推進施策を実行してまいります。

サステナビリティ推進体制

■ マテリアリティ(重要課題)

 当社が取組むべきサステナビリティの課題について、社会への影響度、当社グループにとっての重要度の視点から絞込を⾏い、次の項⽬を設定しました。

マテリアリティ(重要課題)

SDGs
(Sustainable Development Goals)
2015年9月に「国連持読可能な開発サミット」で全会一致で採択された、2030年までの新たな「持続可能な開発目標」。
17の目標と169のターゲットから構成されています。

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