最先端技術で、
脱炭素社会に向けた
コークス製造の新たな可能性へ

コークス事業部 北九州事業所

コークス製造部 製造技術課 技術係

S.N.

工学部 環境化学プロセス工学科 2017年入社

現在の仕事とそのやりがい・醍醐味

現在は製造技術課の技術係に所属し、日々の業務として工場から生産されるガス・電気・蒸気などの数量管理・渉外業務などを行っています。また、化成工程というコークス炉から発生する副産物を回収する工程の担当者として、副産物であるコークス炉ガスから主成分の水素を取り出し、燃料として地産地消を目指す、3社合同での「水素回収プロジェクト」や「CCUS」と呼ばれるカーボンニュートラルを目指した産学連携のプロジェクトにも携わっています。様々な業務を通して、現場の社員や上司と議論しながら様々な業務を行えること、最先端の技術に触れながら、脱炭素社会に向けた取り組みに貢献できることにやりがいを感じています。

自分を成長させてくれた経験

入社2年目で担当したコークス炉の補修作業で「空冷断熱BOX」の導入に携わった経験です。コークス炉では劣化した煉瓦を積み替える作業が発生することがあり、その際に炉の内部を冷やさず補修する必要があります。私が担当した際は、窯の中央部の熱間補修をすることになったため、「空冷断熱BOX」の導入が不可欠でした。導入にあたり、炉内の温度を1000℃に保ったままBOX内で作業を行わなければならなかったため、作業をする方の安全の確保を目指し、冷却空気の吹込みや、配管などの細かい部分まで担当者として積極的に提案しました。導入に向けて、多くの社員の方と関わる中で先ずは自分が率先して動くことで周りも協力してくれるのだと感じました。この経験から身に付けた自主性・積極性の大切さは現在の仕事の役に立っています。

日本コークス工業で働く魅力と学生へのメッセージ

当社はコークス事業がメインの会社です。同時に、水素エネルギーやカーボンニュートラルに向けた技術開発が進行中で、水素社会や脱炭素といった課題解決に貢献する技術の蓄積が豊富な可能性を持った会社としての一面もあります。また、私が働く北九州事業所は活気のある職場で、自分の意見が言える風通しの良い職場であるため、積極的に発言ができる素直で元気のある方と一緒に働きたいと思っています。業務に関する知識は会社に入社後でも十分に備わるので、学生のうちは研究に打ち込んだり、学生生活をしっかりと楽しむことをお勧めします。

Q&A

日本コークス工業に入社を決めた理由は?

インターンシップの募集で当社を知り、工場見学に参加しました。工場見学ではそのスケールの大きさと同時に、自分の疑問に丁寧に分かりやすく答えていただいたのが印象的でした。 工場見学で当社を知ったのをきっかけに、選考を通して、もっとこの会社のことを知りたい、この会社で仕事をしたいと思ったのが入社の大きな決め手です。

仕事をする上で大切にしていることは?

自分の意見や意思をしっかり発信することを大切にしています。当社の職場は活気があって、みんなで意見を言い合える環境です。事業部や職種、勤務地や年齢差を超えて多くの方と関わりますが、仕事に目的意識を持って取り組む人が多いです。そういった人たちに「仕事を任せれば成し遂げてくれる人」だと思ってもらいたいため、自分の意見を持つことを大切にし、誠実かつ素早く仕事を行っています。

キャリアパス

Career path

2017年4月 コークス製造部 製造技術課 技術係
(コークス炉から発生する副産物を回収する化成工程を担当)

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